アブレーションを受けることになった

とうとうアブレーションを受ける

 

心房細動のことを書いたが,実は,とうとうアブレーションを受けることになった.

他人事のように思っていたが,それを勧められてとうとう決断した.

アブレーション手術は,11月2日に受ける.

 

ただ,ほんとうに受けねばならないのかどうか,悩みまくった.

 

というのは,そのことを決めたのが,10月の初めだったけど,そして,そのころは,毎日,ひどい不整脈で心配をしたのだけど,

 

10月の5日くらいから,ほとんど,不整脈が出ていない.

仕事は忙しく,睡眠時間は,例によって3時間か4.5時間の日々が続き,

もちろん,飲酒は,口実を作って毎日に及び,

傍から見たら,不健康そのものの生活だが(自分ではそれは当たり前の生活),

それでも,まったく,異常な脈動を感じなかった.

朝,血圧を測るとき,同時にOMRONの心電計で測るのだけど,脈拍に異常は認められない,と出る.

今日まで,もう,1か月は異常がない.

それでもすべきかどうか,

考えたのだけど,いまなら,だから,アブレーションで治るのではないだろうか,と.
明日の朝,某病院に入院する.

その後のことは,また,ここに書くことにしたい.

 

心房細動?

今朝,いつものような期外収縮のような胸へのグ!はないのだけど,なんだか,変な感じなので,OMRONで見てみたら,こんな波形でした.

心房細動
心房細動

 

 

 

 

 

 

心房細動かなあと,Facebookに投稿して(秘密グループを作って相談している・・・,ありがたい)知り合いのドクターに見てもらった.

心房細動.まぎれもなく.

心房細動
心房細動

 

 

 

 

 

イグザレルトを飲んでるから,ま,脳梗塞で死ぬ危険性は少ないと思っているけど.

メインテート錠0.625mg服用試験

前回この薬「メインテート錠0.625mg」を毎朝、二つ飲むことにしたのだが、それから、どうも、体調がすぐれない。

写真は、すぐれないものの、散歩に出かけた先の、朝顔。癒される。まだ、夏が終わらないと・・。

朝顔
朝顔

 

 

 

 

 

 

 

それは、この薬のことと、結びつけていなかったのだが、それ以外に、考えられない。

そもそも、僕は、早朝高血圧対策で、『アムロジン』を常用していた、いる、のだが、それに加えて、この薬を飲むことに問題があるのだろうか。

アムロジン

アムロジンは、Qlife によれば「細胞内へのCaイオンの流入を減少させ、末梢血管や冠血管の平滑筋を弛緩させることにより、血圧を下げ、狭心症発作を予防またはやわらげます。通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。」とある。

ドクターは、さして気にしていなかったが、自分で、どうも、問題だ、つまり、副作用なのだと思うようになった。

この数日、早朝の血圧は、125前後〜75前後、脈拍、60前後。

血圧は、1日、一回、起きた直後に測るだけで、他には、ジムで思いついたように測るだけ。

僕は、時々、110〜70くらいに下がっている時があるが、その時は、力が入らずに、頭も冴えずに、ぼーっとしていることがある。
その状態は、僕にとっては、良い状態であると、二度寝ができない僕が、二度寝を試みるようにしている。

が、それと同じような体調が、この薬を飲んでから現れる。
駅の階段を仕事のバッグを背たろうて登るのがとてもしんどい、つらい。
途中で、休もうとさえ思う。
かといって、昔経験した、狭心症発作の起こる直前のような気分ではない。
脱力間である。

もう一度、薬のサイトでメインテート錠を見てみると、
どのサイトにも、確かにこうある。

「降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることが」あり、
「けん怠感、めまい、心不全、徐脈、呼吸困難、低血圧などが報告されています。」

ズバリのような氣がする。

今日、9月12日、今日から、しばらく止めてみよう。

期外収縮対策薬服用試験

前回、僕はこう書いた。

———-

アブレーションをすることに決めた。

決めたということは、決めることでの悩みはないわけですっきりした。

あとの心配は、アブレーションをするその日にすれば良いわけだから、それまでは、ちゃんと、いつも通り、やっていけば良い。

———-

だけど、書かなかったことがあった。

それは、心電図を見て、何度も、期外収縮が現れていて、胸に

「響く」ということ。

これに対して、ドクターは、

心房細動とは別の理由で発生していると考えた方が良い。

原因が同じところにあるのなら、治るが、そうでないこともあり得る。

アブレーションをしたからといって、この期外収縮も同時に解消されるかどうかはわからない。

だから、アブレーションをしてから、まだ、この期外収縮が続くのならそれを治すことを検討せねばならないだろう。

「では先生、原因が別だ仮定して、今のうちに、その治療をするのはどうでしょう」と

僕が言うと、ドクターは、

「可能性として、βブロッカが有効かもしれない。

気になるようなら、次回まで飲んでみようか」

と。

というわけで、この薬を処方してもらった。

メインテート錠0.625mg

毎日、朝、二つ飲むことにした。

メインテート錠
メインテート錠

 

 

 

 

 

朝起きてから交感神経が働き始めるから、それを抑制するために、この薬の服用は、夜よりも朝が良い、ということで、忘れそうだけど、朝、飲むことにした。

この薬がなにものか、お薬110番によると、次のように記載されていた

———-

成分(一般名):ビソプロロール フマル酸塩

製品例:メインテート錠0.625mg~2.5mg~5mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価

区分:不整脈用剤/β遮断剤/選択的β1アンタゴニスト

概説 心臓を休ませ、血圧を下げるお薬です。高血圧症のほか、狭心症や不整脈、慢性心不全の治療に用います。

作用 心拍をおさえ心臓を休ませる作用があります。作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体を遮断することです。これにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がります。高血圧症のほか、狭心症や不整脈(頻脈)の治療にも用います。

本来、心不全には禁忌なのですが、病状によっては有効なことが分かってきました。心臓の負担が軽くなり、予後の改善(長生き)につながる可能性があるのです。そのため、心筋症や一部の慢性心不全に対し、専門医により慎重に使用されることがあります。

———

AllAboutにはこう書かれていた

「交感神経の興奮を心臓に伝えるβ1受容体を遮断し、心臓の過剰な働きをゆるやかにすることにより、抗心不全作用を示します。通常、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤などの基礎治療を受けている患者)の治療に用いられます。」

これを服用し始めて10日だから、もう少し、様子を見ることにせねばならないが、頻発している期外収縮は収まっていない。

脳の精密検査

【脳のMRI】

昨日、念のため,なんの念のためかというと,血栓が飛んでいるかどうかですが,山王病院で検査をしました。

 

脳のMRIは、2年前と同じ。問題なし。

 

血液検査問題なし。LDLは60

でも、中性脂肪が161(これが異常値?)

イグザレルトの効果あり(どの数値からかはわからない)。…

 

先週の金曜日の4時以降、脈拍の乱れはなく、正常な状態が続いています。

非常に快適です。

もう治ったのかなあと思うのですが・・(そんなことはない)

 

主治医のY先生は,このまま一生,イグザレルドを飲み続けるか,今のうちなら,かなりの確率で治るから,手術を受けるか,思案すべきだと.

 

手術とは,

アブレーション

ウィキペディア英語版で ablationを引くと,

Ablation is removal of material from the surface of an object by vaporization, chipping, or other erosive processes. Examples of ablative materials are described below, and include spacecraft material for ascent and atmospheric reentry, ice and snow in glaciology, biological tissues in medicine and passive fire protection materials.

https://en.wikipedia.org/wiki/Ablation

とても怖い話だけど,

不整脈との関係では,詳しい説明がここに載っていた.

国立研究開発法人国立循環器病研究センターの「不整脈とアブレーション治療」のサイト

なんだか,簡単そうだけど,心臓に管を入れるのだから,大腸に管入れるのとは違うし・・・

山王病院のY先生はこの手術の専門家ではないから,だいたいにおいて,女子医大か心臓血管研究所か医科歯科に紹介するという.

何人か,知っている名医がいるから,一応,電話でも頼んでおこうか,と.

 

だけど実は僕には強い味方のドクターXが,ついている.

Y先生に「知り合いにドクターXがいるから相談してみたいが」というと,

(でも,そのドクターXは,最近,関西の病院に行ってしまって,とても遠い.)

「なるほど,そういう人がいるなら,どの病院に行くかは,しばらく考えて,それから決めたらよい.で,急に行きたいということになったときに必要だから,これまでの経緯などを書いた紹介状を用意しておく.」と.

 

Y先生の配慮がとてもありがたく,その書面をもらって帰ってから(ついでに僕にもいろんなデータをコピーしてもらって)それらを「名医紹介所」(注)のドクターX(男性の医師ですが)にみてもらうと,

 

【ドクターX】の診立て

 

結論的に,

「発作性心房細動だから,起こったり止まったりを繰り返すので治るわけではない」

「(発作性心房細動は発作性のうちなら)アブレーションで根治可能だろう.」

「アブレーション手術時間は2~2.5時間。困難症例でも5時間かかることはない.術後は6~8時間の安静が必要」

「手術は確かに2回することもあるが最近は1回で終わることも多い。」

「入院は4日間」

と.

 

【病院はどこにしようか】

いまのところ,候補は,絞り込んでいくと

横浜労災病院と心臓血管研究所

 

横浜労災は,10年前に狭心症発作の時にカテーテルで診てもらった病院で、その後、2、3回、難しい時に行ってました。

 

血管研究所は、確かな名医=O先生の名前がいる,と.

 

場所でいうと,心臓血管研究所は六本木.ドアツドアで1時間弱.労災病院はドアツドアで40分.

 

O先生は,ドクターXの知り合いの先生らしい.

 

しばらく,迷うことにして,いまからしばらくは「終活」的に仕事で残っているのを片付けねば.

 

中国の仕事,後輩に頼まれた相続関連の仕事,ミャンマーの仕事は段取りをつけておかねば.それと,講演2つはやってしまわねば・・.あとは,日常的なことだから,いざとなったら,代わりを立てられるようにしておく・・. ああ,だけど,作りかけのiPhoneアプリは完成させておかねば.

 

 

(注)「名医紹介所」というのは,冗談ですが,名医が集まっている「情報通信医学研究所」のことです.ここは医学と情報通信と両方の学位をもった凄腕の所長が主宰している民間の研究所.小ぶりの研究所ですが,名医揃いです.

大病院・名医の診断もあてにならない!

【心房細動】発見される

今回、多くの人に僕の失敗談をお届けしたい。
いいえ、失敗談ではなく、成功談かもしれない。

というのは、前回、全く異常なしとなった不整脈の僕の心臓、ことあろう、心房細動が生じていたのです。

あの、なんとか病院のなんとか名医。とんでもない人です。

彼は僕に断言したのです。

「全く異常がない。」

24時間ホルター心電図も装着する必要がない。君の不整脈は、心臓のしゃっくりである。かかりつけの医師にはそのように、報告を認める、といったその先生。

いけないですねえ。

たった一度の、心電図を撮ったからといって、

それでその人の心臓が大丈夫とは言えない。

その後、しばしばあるので、それに、どうも、「しゃっくり説」には違和感を覚える。

年来の主治医である山王病院のY先生にもう一度、お願いした。

 

もう、先生のところを離れて1年ですが、どうも、今の主治医と回された大病院の診断がどうもしっくりこない。

この「胸の引っかかり」がどうしても気になル、と。

先生、どういうことなのでしょうか?

と、件のOMRON心電計で測ったものを持参してみてもらったところ。

Y先生は、「別に、問題はないと思うがなあ・・

横浜の大病院のドクターが診断したのは、このエコーやレントゲン写真などを見て、まったく問題がないといったのだと思う。そういう診断も、不思議ではないけど、気になるのなら、24時間のフォルターをつけてみようかと。」

それで24時間フォルターつけることにしたのです。

その時の面談で、Y先生から言われたこと。

「普通の生活をしてくだされ。ただし、風呂やシャワーはダメだけど、あとは、普通に。」

ということなので、その日も、仕事の相手と会食をして、散々議論して、深夜まで仕事して、翌日は、また、普通に起きて、食事して。

24時間フォルターというのは、この図のようなものです。

なんだか見苦しいですが、あえて、アップしてみます。

フォルター心電計
フォルター心電計

 

 

 

 

 

 

そうして、16時にフォルターを外し、ということなのです。

装着して24時間経っています。

外してから、データが解析され電子的に届けられ、僕に説明があるわけです。

【ご託宣】とほほ

Y先生に呼ばれていくと、

「大変だよ」と。

「え?なんでっか?」

「心房細動がありましたよ。」
「酒飲んでる時ですか?」
「違うと思いますよ。朝、7時半頃から、11時半まで、4時間ほどです。これは食事して、それから、デスクワークに取り掛かったところですね?」
「はい、そうです。今日は、記録にあるように、7時頃には朝食とって、ほとんど野菜ですが、それから、デスクワークです」

「其の間、ほとんど連続的に、心房細動がみられます」

「・・・・」

「考えようによっては良かったのですよ。これ、普通は発見されないのです。」

「そういうことですか、どうも胸騒ぎがしたのですよねえ。

ということは、僕の場合は、心臓そのものが、主人たる僕に、ちょっと異常があるから見てねって、連絡してくれたんですねえ。」

と。

笑い事ではないです。

放置しておいたら大変ではないですか。

このことを知ったら、あの横浜なんとか病院の名医と世の中で言われるその先生はどういう顔をするのでしょうかねえ。

と、Y先生に言うと、

先生はできた人物だ

「いえねえ、なかなか見つけられないのですよ。蒲池さんの場合は運が良かったということですよ。僕でも、大丈夫と診断した人が、3ヶ月後に、心房細動が発見されて、冷や汗かいたことだってあるのですから」と。

そういうことなのです。

今日は、あんまりびっくりしたので、こう言う事実のみを書きましたが、これから、僕の、「闘病生活(大げさかなあ)」を交えた、シニアの健康話を、このブログでは書いていこうと、本当に思いました。

みなさんに警告!

Y教授によると、脳卒中の原因の3割近くが実は、心原性(つまり、心房細動なろ)のものであるとの報告があるとのこと。

しかし、脳卒中の人すべてを後で検査したわけではないだろうから、わからないまま、旅たった人もいるわけだから、実際はもっと多いのかもしれない。

そして、心房細動はなかなか発見しにくい。

ということは、発見しようという本人の強い意思が必要。

丁度僕のように、執拗に、おかしいおかしいと言って、主治医に訴えること。

年取ったら、隠れ脳梗塞と、心房細動と、両方ともに気をつけねば。

隠れ脳梗塞は、アミンファーマ研究所のリスク判定がかなり普及してきたけど、心房細動の発見は、自分で、訴えることしかない。

これ、大事な教訓ですよ。

 

不整脈の続き

 

OMRON心電図

この心電図、とても快適に動いてくれて、僕の、心臓の調子を測ってくれている。

オムロン 携帯型心電計 HCG-801
オムロン 携帯型心電計 HCG-801

 

それで、どうも、変だ、と実感するときは、やはり、このOMRON心電図計は、「拍動が一定ではありません」だとか、「波形に乱れがあるようです」と出る。

測ってから,データをパソコンに取り込むのだが(この取り込み方がまた古風で,これについては,また述べねばならない)

取り込んだデータは,このような心電図.以下は,そのサンプルです.

サンプルと言っても実測のものです.

OMRON心電計ではかったもの
OMRON心電計ではかったもの

 

この数日間、測ったもの数枚を、知り合いのドクターに(facebookで繋がっている)見てもらったら、期外収縮だろうけど・・・

 

期外収縮

 

この心電図からはなんともいえなが,他に,心房細動などがあるかもしれない,一度、近くのクリニックで「24時間連続して測る心電図計」ホルターを使って診てもらうと良い、と言われ、

Mクリニックに行く(一応、東京のSO病院から、つい半年前に転院してこっちに通い始めた)と、自分とこは、ホルターをやってないから、横浜で1番と言われる名医のいる、m赤十字病院に紹介状を書こう、と言ってくれた。

ようは、全く、僕の心電図は診ず、紹介状を書くということ(心電図をちゃんと読むことのできる人とそうでない人がいるらしい)なって、m赤十字に行くことになったのです。

そこで、ホルターをつける前の検査でやったことは、心臓付近のレントゲン写真、エコー、心電図(寝て測る奴)。

それが出来上がってきてから、診察室で嬉しい言葉!

 

全く異常ナシ!

 

では先生、この不整脈が続くのはなんででしょうか?

それは、心臓のしゃっくりです。

そんなことはよくあることです。

 

完璧に言えます。病気ではありません。

 

では、日常的に気をつけることなどは?

何もありません。

普通で良いです。

このこと自体はきにする必要はありません。

この不整脈は病気ではないのです。

 

ああ、よかった。

 

ということでおしまいになりました。

 

これがその結果

診察結果
全く異常なしとのご託宣

不整脈が酷い

動悸が激しい

どうしたことなのか,1週間ほど前から動悸が酷い.

そのひどさは,自分でも,脈が止まるのがわかる.

どっくんどっくんと,大きくリズミカルにいくのならまだしも,ど・・・・どっくん,・・・,ど・・・・どっくん,と,いわゆるけったいが起こっている.

こういう状態は,前にも時々あり,内科でしらべてもらったこともあるけど(心電図でどうもないといわれ),今回は,かなり激しく,それが,(時どき,調子のよい日=朝もあるけど)ここんとこ続いている..

階段を上るときには,とてもつらくて,途中で休まねばならない.

何か,異常があるのかと心配した.(まだ,今日現在はその原因がわからず続いている).

調子の良い日に,あ,治ったのかなあと思って,ちょっとアルコールを飲むと,その時は良いけど,その夜,寝る前に結滞がでる.

———-

この心配を近所の医師に言うたら,「今はどうもないようだから,もし,不調になったら,すぐに来てくれ,そのとき心電図をとって,問題あれば,大病院に紹介する」と言われた,

でも,調子悪くなったとき,すぐにいけるかどうかわからず,このことを知り合いのドクターにFacebookで相談,

携帯心電計を買って調子の悪いときに図ってみたらどうかと,紹介されたのが,

これ.

オムロンの携帯心電計

アマゾンで注文したら,3日で届いた.

オムロン 携帯型心電計 HCG-801 心電図印刷ソフト+SDセット

オムロン 携帯型心電計 HCG-801
オムロン 携帯型心電計 HCG-801

届いてから,開梱して計るまでは,別のページで詳しく紹介することにして,

それで計ったのが,この図.

Shindenzu

へんな波形が現れびっくりで,まずは,その友達のドクターに見てもらったら,

「次は,ホルター心電計で計ること」

と言われた.

それは,近くのクリニックでできるから(大病院だとかえって時間がかかる)すぐに行くようにと言うてくれて,翌日,仕事を休んで行ってみた.

 

ホルター心電計

 

ところが残念,そこは,循環器を標榜していながらホルターはできない,と,大病院への紹介状を書いてもらった.

 

紹介状を書いてもらうだけで一日つぶすのはと内心の憤慨はあったけど,おとなしく,紹介状をもらって退散.

 

今日が,その状態.

 

これから,どういう具合になっていくのだろう.

 




血糖値

血糖値を急激に上昇させるようなものを食べてはいけない

「膵臓は急激に上昇した血糖値に刺激され、大量のインスリンを分泌する。しかし、インシュリンは糖を処理しきれず、余った糖は、脂肪として細胞に吸収され、それが脂肪細胞になる。さらに、急激に血糖値が上昇した時は、同様に処理しきれなかった糖が、脂肪細胞に吸収されて、肥満が継続する」
であれば、
「穏やかであっても、血糖値が上昇するのはよくないのだけど、穏やかであれば、インシュリンは、糖の処理をよく行うことができるので、比較的、肥満は抑えられる」
と考えて良い・・・はず。

血圧の測り方、記録の仕方

なぜ、血圧を測らねばならないのか、なぜ、自宅で測るのが良いのかという点については、ドクターに解説してもらうことにして、ここでは、長年計測し記録し続けてきたことから得た私自身の経験でもって、血圧の測り方、記録の仕方について書いてみます。

その上で、ドクターからのコメントをもらうことにしましょう。ドクターからのアドバイスは、このサイトのドクターアドバイスをご覧下さい。

 

【血圧計はどんなものが良いか】

 

手動式、上腕巻き付け式、上腕アームイン式など、実際に試してみて、使いやすそうなものを選べば良いと思います。主なメーカは、オムロン、テルモ、パナソニックですが、写真のものはテルモ製です。長い旅行に行くときはやや小さめの上腕巻き付け式を持っていきますが、自宅で常用しているのは、このアームイン式です。使い方が簡単だからです。

 

どの血圧計でも(価格帯が同じであれば)メーカによる差はほとんどありませんでした。

差が出るのは、腕をおいた位置(後述)が原因であったようで、上腕式と手首式も位置を正しくして測った場合はほとんど差はありませんでした。

 

最近は、メモリー機能のついたものやネットに接続できるものなど高機能のものがありますが、私は、記録や管理には、「毎日元気」アプリを使うことにして、測る機能しかついていないものを押し通そうと思っています。

 

「毎日元気」に記録すれば、パソコンにデータを送信しておいて、長い間のデータを保存できるからです。

 

 

また、測る事以外の機能がつくとその分、値段が高くなるのだと思っているからです。

 

【測る位置】

 

測る位置が一番大事です。これを間違えると測る意味がありません。

 

実験してみるとよくわかりますが、血圧の数値は、測る位置によって動きます。

位置とは、測定部位の高さ(上腕式なら測る上腕の高さ)のことです。

腕の位置を「心臓の高さ」にきちっとあわせねばなりません。

 

スポーツジムや病院の待合室で測っている方をみると、その位置がかなりずれていることがあります。他人からみると一目瞭然なのですが、本人は、それがわからずにいるのか、知らないでいるのか、見ている私はとても気になります。

 

もし、130ー75 と出たとしても、測定器に入れた上の位置が心臓より10cmも上(高い)だったとすると、本当は、138-82と考えねばなりません。

 

というのは、10cmで8mmgの差があるのです。

 

135-92と出ていたのが、ほんとは、143-100 だったとすると嫌ですよね。

 

計測には(どんなものでも)常に誤差がつきものですが、あるいは、血圧は常に変動しているものですから、それに加えて、この高さによるバイアスがかかると、測る意味がなくなってしまいます。

 

それにさえ気をつければ、寝っころがって測っても左右の腕を変えて測っても、ほとんど影響=変化はありませんでした。試してみるとわかります。

 

【測る時間】

 

いつ測ると良いかというと、朝と晩です。でも、私の場合は、特に朝を大事にしています。それには意味があります。

 

早朝高血圧です。

 

自分の血圧の値を知るのは、たいがいが、健康診断か何かの病気で行った医院でですね。その時間は、朝といっても、10時から12時か午後に入ってからでしょう。

そのころは、身体の活動が軌道にのり、体調も安定している時分です。体調の安定に影響を及ぼすのは交感神経の働きです。

 

交感神経は、身体の活動を担うもの起きたばかりの時は、「さあ、今日も一日がんばるぞ」と、身体が活発に動くための準備を始めているのです。

 

私は24時間血圧計測をしてみたことがあります。

 

それをみると、起きる前からもう血圧は上昇していました。

 

明日は、6時に起きるぞとこころに言い聞かせて寝た場合、目覚まし時計が鳴る前に目覚めることが多いとおもいますが、これは、きっと、心に刻まれたその時刻が近づくと、交感神経が働き始め(交感神経を働かせる他の機能が働く)、さらに、その他の活動をもたらす準備が身体に整ってくるのだとおもいます。

目覚めた直後に測ってみて、前夜測ったときは低血圧症かと思うほど血圧が低かったのに、どうしてこんなに高いのか、ひょっとしたら測定誤差かもしれないと、目を疑うようなことが何度もありました。

しかし、会社に出てから保健室にいって測ってもらうとそうでもなくて、「安心」する。

 

これがいけないのですね。

 

この、早朝に血圧が高いということをドクターに相談して、「早朝高血圧」ということを知りました。

そして、これが一番危ない、なぜなら、自分では正常と思い込んでいるため、と言われます。

確かに、早朝のジョギングをしている人が倒れたという話はよく聞きます。

 

朝晩1回ずつはかる、特に朝が大事だというのはこういうことからです。

 

【脈=心拍数】

 

測ったときには、脈=心拍数も測って記録しておくと良いです(と、ドクターに言われました)。なぜそうなのかと、主治医に何度も尋ねるのですが、「異常の有無をみる」と言われます。

 

数値的にいくらでないといけないというような基準はないようです。

 

長いこと測り続けていると、自分でもその異常がなんとなくわかるような気がしてきます。ほんとのところはどうかわかりませんが、主治医は、前述のように、「異常の有無をみる」のだそうです。

 

私の場合、朝は、50から60程度が普通です。ところが、時々、70くらいのときがあります。前の晩にお酒を飲み過ぎたのか、何らかの原因があります。これがわかるのも、朝の血圧の数値と脈拍の数値とをドクターに見てもらうことができるからです。

 

そこで再度注意点を列挙します

 

測る時間は、朝と晩が欲しい。もっと欲張ると、朝、昼、晩の3回。でも、1回だけ測るとしたら、朝のみ。

 

朝は、起床後15分以内

 

(ア)    トイレをすませた後

(イ)    新聞や本を読むなどの活動を始める前

(ウ)    朝食前、当然薬はのまず。

(エ)    測る姿勢は、ゆったりといすに座って、測る位置は心臓の高さときちっとあわせる。2回深呼吸をしてからスイッチ。

 

晩は就寝の前

 

(オ)    トイレのあと

(カ)    食事はすませて2時間以上たってから。

(キ)    測る姿勢などは、朝と同じ。

 

なお、朝の測る時間については、日本高血圧学会の家庭血圧測定の指針では、朝は、起床後1時間以内、排尿後、服薬前、朝食前の安静時、晩は就床前の安静時とありますが、僕の場合は、1時間も経つとかなり安定して(低く)なってくることがわかってきましたので、異常を発見するため、15分以内にしています。

 

血圧の上下二つの値の意味

 

血液は血管を通って全身の細胞に酸素や栄養分を運びます。心臓はポンプです。血液を送り、また、もとに引き戻しています。心臓が収縮して血液に圧力をかけ血液を大動脈に送り出します。このとき、血管の壁に高い圧力がかかります。これが上の値=収縮期血圧です。押し出される血液の圧力によって、血管の壁にかかる力です。

 

血液を引き戻すためには、心臓は拡張します。このときに血圧は低くなります。これが、下の血圧(拡張期血圧)です。

 

専門のドクターは、上の値、下の値がそれぞれどうかということで、動脈硬化の進み具合を判定するようですが、私たち、患者側は、ドクターに正しく診断してもらう材料を提供しなければなりません。

 

【患者と医師の共同作業】

 

健康は自分のものです。

 

自動車の持ち主が、エンジン修理を依頼するとき、どういう調子なのかあまり詳しく説明しなくても、修理工場の技術者はなんとかうまくやれます。なぜなら、それは、修理工場に持ち込んであちこちと点検し、不具合も再現できることが多いからです。しかし、生身の自分の身体は、分解点検ができません。

動いている状態をできるだけ多く伝え(判断にとって大事なポイントを)、医師に正しく診断してもらうことが大事です。

 

異常の有無と原因の推定をしてもらうのですから、判断材料は正確なものを多く提供した方が良いはずです。

そのために、1.に書いたような注意点を気にしながら、ある程度の期間にわたって継続的に記録しておくことです。

 

私の場合は、何年も測り続けていますが、やはり、記録は散逸しています。

 

この「毎日元気」アプリのPC管理ソフトはそれを防ごうとして用意したものですが、それはさておき、

長年付け続けていると、その傾向を数値でもグラフでもみる事ができるようになり、飲んだ薬が効いているのかどうかが推定されることがあります。

 

実は、血圧の薬を飲んでも効くのと効かないのがあります。

 

それを判断するには、継続記録が大事です。

 

ぜひお勧めします。

 

【それでも難儀】

 

このようなことが分かっていても、なかなか測り続けられない、記録を忘れるということです。

では、私がどうしてこんなに一所懸命しているかといいますと、それは、身体の中に刻まれている「観測地点」のようなものが存在しているからです。

 

頸動脈の狭窄です。

 

頸動脈の狭窄は、首のところの頸動脈に動脈硬化が発生し細くなることですが、それは、生活習慣によって引き起こされるもので、ここに血管の狭窄が出ているとすると、心臓の周りや手足の血管など全てにわたって発生している可能性がある訳ですが、私の場合は、6年前の測定でこれが38%でした。

 

38%はたいしたことではないと言われます。が、動脈の狭窄は、治療してもなかなかなおらない、もとに戻らないとも言われます。

 

この数値を悪化させないようにすることが、関の山だというのです。

 

イメージとしては、水道管にゴミが付着しているのではなく、水道管が腐食して変質しているのと同じです。

長年、管の中を通る悪いものによって、管の材質が変化し、腐食し、もうもとにもどらない、というイメージです。

 

この頸動脈が私の定点観測地点です。

 

ですが、それをしょっちゅう観察しても意味がありません。それは、一つの結果で、その前段の原因には血圧があり、さらにその前段の原因には食生活をはじめとする生活習慣がある訳です。

 

原因と結果の連鎖になっているのだとおもいます。

 

この原因と結果の連鎖のどこかに介入して、これ以上の悪化を防ぐ。せいぜいできるそれにチャレンジしています。

 

そして、昨年測ったところ、37%でした。1%は測定誤差の範囲でしょうが、悪化はくい止めているといってよいはずです。

 

血圧測定の仕方・注意点に関して、私がお伝えしたいことは以上ですが、これに対して、若干ですが、ドクターからのアドバイスをもらいました。ドクターは、僕の若き友人坂口さん(情報通信医学研究所 坂口正芳博士)